当組合は京都の伝統ある絞り染めの技術を駆使し、絞り染め製品の製造及び加工を行う組合員で構成されており、組合員の販路開拓・販売促進、業界としての後継者確保・育成に向けて日々活動を実施しております。
　組合員が主に取り扱ってきた和装の需要は、昭和40年代をピークに低迷し、京鹿の子絞に従事する事業者も減少の一途を辿ってきました。こうした中で、これまで洋装分野や各種小物分野への進出、海外市場への展開、絞り染め体験等を通じた伝統産業のＰＲなどに取り組んでまいりました。加えて、絞り染めの魅力が存分に発揮できる市場を見極めつつ、時代に対応した新分野・新商品の開発と販路開拓に取り組んでいく必要があります。

異業種間で、京鹿の子絞り染め技術を活用した新商品の開発を行いたい。